ピースホステル京都
●設計事例の所在地:
京都府京都市
●面積(坪):
298坪
●建物の種類(大分類):
商業施設
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
京都駅に近接したRC4階建て客室50室のホテル。旅行客同士のコミュニケーションを誘発するような共用スペースを充実させた「交流型」ホテル。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
前面道路が狭いための施工方法の効率化。
客室をコンパクトにしできるだけ共用スペースを大きくとる事。
依頼者があなたに依頼した決め手:
敷地購入前から計画をお手伝いし、単なるデザインだけではなく事業採算性等もお施主様と共に検討した事。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
インバウンドの若い旅行者を主な客層として計画された客室数50室のホテル。「交流型」ホテルをコンセプトに、各客室は最低限の広さと設備に抑える事で、宿泊スペースと同規模の共用スペースを確保し、旅行者同士の情報交換や交流が促される事を期待した。
また1階をRC造ラーメン構造、2階から4階をRC造壁式構造とする事により、1階の開放的な共用スペースと2階以上に柱型が出ないコンパクトな客室空間を両立させている。
その他の画像:
京都駅方向からの眺め。
周囲には古い住宅が建て込み、前面道路が非常に狭い敷地となっている。
エントランスラウンジ。
1階はRC柱梁構造として、コンパクトではあるが開放的な共用スペースとなっている。
キッチン・ダイニングスペース。電気調理器や冷蔵庫等が備えられ、宿泊客が自由に利用できる共用スペース。
屋上テラス。宿泊客が自由に利用できる共用スペース。
客室は最小限の面積としつらえではあるが、機能性と快適性を追求したシンプルな空間となっている。
「ドミトリー」と呼ばれる大部屋。各ベッドはカーテンによって仕切られる。
個人旅行者の多くがこの部屋を利用し、他の旅行者との交流を楽しんでいる。
屋上テラスの夜景。